エールフランス航空、新客室仕様の777-300ER型機の運航開始

エールフランス航空は、長距離路線の新客室仕様としたボーイング777-300ER型機の運航を、1月20日から開始した。

パリ/シャルル・ド・ゴールを拠点に、1月20日からニューヨーク/ジョン・F・ケネディ、1月21日からリオデジャネイロ、1月22日からダカールへ運航を開始する。

ビジネスクラスは、フランス式の旅の芸術をエレガントに表現したシートで、全席が通路に面する「1-2-1」配列で48席を備える。全長約2メートルのフルフラットになるほか、17.3インチの4Kモニター、プライバシーが確保できるスライドドアを設けた。中央2席の間のパネルは下げることが可能で、ペアでの利用にも対応する。Bluetooth接続も可能で、機内エンターテインメントを自身のイヤホンで楽しむことができる。

エアバスA350型機で導入しているシートの最新モデルを採用したプレミアムエコノミークラス48席、エコノミークラス273席には、ブランドのシグネチャーカラーであるネイビーブルー、光とコントラストの白、赤を基調としたエレガントな内装を施した。いずれも13.3インチモニターとBluetooth接続を提供する。

長距離路線に投入するボーイング777-300ER型機12機の改修を行う計画で、これによって現在は約9割の長距離路線用機材に投入しているフルフラットとなるビジネスクラスを、年末までに全機材に拡大する。また、現在は97%の機材で提供している機内Wi-Fiも、全機材に拡大する。

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