ロイヤルホテル、ベントール・グリーンオークと資本業務提携 リーガロイヤルホテル(大阪)を売却

リーガロイヤルホテル(大阪)

ロイヤルホテルは、ベントール・グリーンオーク・グループとの資本業務提携と、リーガロイヤルホテル(大阪)の信託受益権などの譲渡に合意した。

リーガロイヤルホテル(大阪)は、ロイヤルホテルが運営を継続しながら、2025年3月の完了を目標とした、総額135億円の大規模なリノベーションを実施し、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループのラグジュアリーブランド「Vignette Collection(ヴィニェット・コレクション)」に国内で初めて加盟し、名称を「「リーガロイヤルホテル(大阪) -Vignette Collection」に変更する。

ベントール・グリーンオーク・グループは、カナダの大手生命保険会社グループ、サン・ライフ・ファイナンシャル傘下のプライベート・エクイティファンドを運営する企業グループ。日本市場ではこれまで、7,000億円程度の不動産関連資産に投資している。

ロイヤルホテルは、1935年にリーガロイヤルホテル(大阪)の前身となる新大阪ホテルを開業。リーガロイヤルホテル(大阪)は1965年に開業していた。新型コロナウイルスの拡大に伴う事業環境の変化に対応するため、2022年3月には100億円の資本増強を行っていた。一方、大阪・関西万博や統合型リゾート(IR)の開業、中之島5丁目地区の再開発の対応のため、抜本的な経営体制の見直しと財務体制の改善が急務であるとしていた。ロイヤルホテルでは、ベントール・グリーンオークが取得する優良なホテルに対する運営受託の運営交渉権が得られ、運営ホテルの拡大も期待できるとしている。

ベントール・グリーンオーク・グループは、三井住友銀行が保有する優先株式の取得と普通株式への転換などにより、議決権の約33%を取得し、筆頭株主となる。ロイヤルホテルでは、リーガロイヤルホテル(大阪)の譲渡益として150億円を計上する見通し。