シンガポール航空、ファーストクラスの「京懐石」のメニューと食器を刷新

シンガポール航空は、ファーストクラスの機内食「京懐石」のメニューと食器を、1月から刷新した。

インターナショナル・カリナリー・パネルのメンバーで、ミシュランの3つ星レストラン「菊乃井」の村田吉弘氏が手掛けた。2019年に「京懐石」のサービスを強化するためのグループを発足し、日本在住のシンガポール航空利用者と、2回のフォーカスグループインタビューを行っていた。日本の旬の食材を使った本格的な日本料理体験を求める声などを考慮して考案された。

冬メニューは、1月6日から提供を開始。東京発シンガポール行きは夕食、シンガポール発東京行きは朝食、東京発ロサンゼルス行きは軽食と夕食を用意している。

また、冬メニューの提供開始に合わせ、「ナルミ」の食器を開発した。新しい二重の重箱には、各重に1コースずつ料理が盛り付けられ、伝統的な懐石料理を再現している。

シンガポール航空は、1999年から日本発着ファーストクラスの利用者に「京懐石」を提供している。

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