JR東日本、「オフピーク定期券」を2023年3月18日から発売

JR東日本

JR東日本は、「オフピーク定期券」を2023年3月18日から発売する。合わせて、通勤定期運賃を改定する。

東京の電車特定区間内完結となる区間を対象として、平日朝のピーク時間帯以外の時間帯のみ、定期券として利用できるSuica通勤定期券。通学定期券には設定がない。

各駅ごとにピーク時間帯が設定されており、現在実施中の「オフピークポイントサービス」のピーク時間帯と同一の時間となる。一部の私鉄、地下鉄の駅にもピーク時間帯を設定する。

JR東日本では、2022年9月16日に、通勤定期運賃の変更認可申請を行っていた。通勤定期運賃は現行より約1.4%値上げし、「オフピーク定期券」の運賃は現行より約10%値下げする。定期収入全体として増収とならないことを想定している。

さらに、東京の電車特定区間内完結となる区間を利用する場合、「鉄道駅バリアフリー運賃」を同日から設定する。普通旅客運賃は10円、定期旅客運賃は1か月280円・3か月790円、6か月1,420円となる。