HAC、「雪ミク」ラッピング機初便就航 乗客50名乗せて釧路へ

北海道エアシステム(HAC)は、「雪ミク」ラッピング機(ATR42-600型機、機体記号:JA12HC)の運航を、きょう12月27日から開始した。

初便は、整備を行われていた鹿児島からの空輸が1日遅れたことから、当初の札幌/丘珠発函館行きのJAL2743便から、札幌/丘珠発釧路行きJAL2865便に変更となった。JAL2865便は乗客50名を乗せ、札幌/丘珠を午後2時37分に出発、同43分に離陸。釧路には午後3時23分に到着した。その後、札幌/丘珠行きJAL2864便、女満別行きJAL2727便、札幌/丘珠行きJAL2726便にそれぞれ投入する。

「雪ミク」は、クリプトン・フューチャー・メディアが展開するキャラクターで、2010年の「さっぽろ雪まつり」で真っ白の「初音ミク」の雪像を作ったことをきっかけに誕生した、北海道を応援するキャラクター。

「雪ミク」ラッピング機は、機体左側後方の扉付近と右側前方に雪ミクとラビット・ユキネが描かれている。HACが2023年に25周年を迎えることから、キャッチコピー「雪ミクといっしょに 北海道の空を飛ぼう おかげさまでHACは25周年」が左右後方に書かれている。今後およそ1年間、HACが就航する道内各地などを結ぶ路線に投入するほか、2023年3月以降、丘珠空港発着の遊覧飛行を実施する。格納庫で機体との記念撮影も可能で、グッズの販売も行う。

2023年2月4日・5日にウイングベイ小樽で開催されるイベント「SNOW MIKU 2023」の衣装は、北海道の冬をイメージした空模様の衣装で、「北海道の空模様と飛行機」がテーマの描き下ろしイラストを使ったグッズも展開し、機内やイベントで販売する。また、2023年2月から、就航7空港をめぐるスタンプラリーを、スマホアプリ「初音ミク公式ナビ」を活用して展開する。イベントなどで使用する「北海道を旅する雪ミク」をイメージした楽曲も募集する。

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