HIS、2022年10月期は95億4,700万円の最終赤字

エイチ・アイ・エス(HIS)

エイチ・アイ・エス(HIS)は12月15日、2022年10月期の決算を発表した。純損益は95億4,700万円の赤字だった。

売上高は1,427億9,400万円、営業損失は479億3,400万円、経常損失は490億100万円だった。自己資本比率は11.4%となった。最終赤字は3期連続。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受けたものの、国内旅行では県民割・地域ブロック割の実施により、集客数が前年を大きく上回って推移した。海外旅行は5月に、2年ぶりとなる自社主菜ツアーを催行し、10月末時点で47か国・地域に拡大している。

9月30日をもって全株式を譲渡したハウステンボスを含むテーマパーク事業は、売上高が212億2,500万円、営業利益が1億8,300万円となった。旅行事業、ホテル事業、エネルギー事業では営業損失を計上した。

2023年10月期の業績見通しは未定としている。

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