ZIPAIR、サンノゼ就航 西海岸2路線目

ZIPAIR Tokyoは、東京/成田〜サンノゼ線を12月12日に開設した。

東京/成田発、サンノゼ発ともに月・木・土曜の週3便を運航し、2023年1月11日からは水・日曜を増便した週5往復に増やす。機材はフルフラットになる「ZIP Full−Flat」を18席と、普通席「Standard」272席の計290席を配置した、ボーイング787-8型機を使用する。ZIPAIR Tokyoの北米路線は、ロサンゼルス線に次いで2路線目となる。

片道運賃は、フルフラットとなる「ZIP Full-Flat Value」が89,500円もしくは885米ドルから、普通席の「Standard Value」が32,500円もしくは305米ドルから、普通席を利用する6歳以下が対象の「U6 Standard Value」が10,000円もしくは91米ドルの定額となる。空港使用料と諸税は別途必要となる。燃油サーチャージは設定していない。

初便の出発を前に、成田国際空港第1ターミナルで式典を開き、カリフォルニア観光局のマージョリー・L・デューイ日本代表、成田空港圏自治体連絡協議会の小泉一成会長、国土交通省東京航空局成田空港事務所の松本弘聖次長、成田国際空港の田村明比古社長と、ZIPAIR Tokyoの西田真吾社長が挨拶した。フリースタイルバスケットボーラーのBUG!?(バグ)さんによるパフォーマンスも行われた。

西田社長は、「サンノゼは、シリコンバレーの集積地。デジタル産業で世界を変えてきた皆さんがいらっしゃいまる。日本を含むアジアの若い方にはサンノゼを訪れていただいて、挑戦や変革を感じ、自身の翼を見つけていただく、世界を変えるチャンス、変えるポテンシャルがあることを再認識していただきたければ。ベイエリアには我々のような新しい航空会社、合理的な旅を良しとしていただけるお客様が大変多い。そういった皆様が日本、アジアを目指していただく時の選択肢になれれば」と話した。初便のZG30便(機体記号:JA826J)は午後3時57分に、乗客87名を乗せてサンノゼに向けて出発した。このうち17名が「ZIP Full−Flat」の利用で、「ZIP Full−Flat」はほぼ満席となった。

サンノゼは、アメリカ・カリフォルニア州ベイエリアのIT産業集積地であるシリコンバレーの都市。ベトナム人やヒスパニック系、日本人が多く居住し、日本人街も存在する。サンフランシスコを含めたベイエリアには約3万人の日本人が居住している。

■ダイヤ
ZG30 東京/成田(16:00)〜サンノゼ(08:00)/月・木・土(12月12日〜31日)
ZG30 東京/成田(16:00)〜サンノゼ(08:10)/月・木・土(2023年1月2日〜10日)
ZG30 東京/成田(16:00)〜サンノゼ(08:10)/月・水・木・土・日(2023年1月11日〜3月11日)
ZG30 東京/成田(16:00)〜サンノゼ(09:10)/月・水・木・土・日(2023年3月12日〜25日)
ZG29 サンノゼ(10:00)〜東京/成田(14:30+1)/月・木・土(12月12日〜31日)
ZG29 サンノゼ(10:10)〜東京/成田(14:30+1)/月・木・土(2023年1月2日〜10日)
ZG29 サンノゼ(10:10)〜東京/成田(14:30+1)/月・水・木・土・日(2023年1月11日〜3月11日)
ZG29 サンノゼ(11:10)〜東京/成田(14:30+1)/月・水・木・土・日(2023年3月11日〜25日)

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