「JAL DREAM EXPRESS Disney100」の運航開始 ディズニー25機目

日本航空(JAL)は、ディズニーキャラクターを機体にあしらった特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS Disney100」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA615J)の運航を開始した。

同機はウォルト・ディズニー・ジャパンとのプロモーショナル・ライセンス契約に基づき、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念した特別塗装機で、12月6日行われた報道関係者向けの公開直後から国内線に投入。初便は東京/羽田発広島行きのJAL261便として運航された。

今回の特別塗装機は、JALドリームエクスプレスとしては12機目で、ディズニーキャラクターを描いたものとしては25機目となる。コンセプトは「きらり色journey〜ひとりひとりが持つ煌めきの色で新しい旅の物語を彩ろう〜」で、機体にはミッキーマウスとミニーマウスに加え、ディズニープリンセスのエルサやピクサー作品のウィッディといった7種類のキャラクターが描かれている。

機体に使用されたデカールは190枚。1枚のサイズは縦1.88メートルまたは1.3メートル×横1.22メートルで、全体サイズは、左側が縦4.75メートル×横36.4メートル、右側が縦4.75メートル×横37.4メートルとなっている。

機内では限定版のヘッドレストカバーを設置。全部で7種類と今回機体に塗装されたキャラクター全種類が用意されている。機内のドリンクサービスで使用する紙コップも特別仕様で、デザインは提供時で全9種類。2023年夏頃にはさらに新しいデザインも登場する。

搭乗者には記念として「搭乗証明ステッカー」を配布。こちらも全7種類で塗装された全キャラクターが用意されている。時期によって配布されるステッカーが異なり、2023年3月まではミッキーとミニーの2種類を配布する。2023年3月から6月はウッディとスティッチの2種類、2023年7月以降はエルサとジャスミン、アリエルの3種類に切り替える。

初便のJAL261便は午後1時59分に羽田空港を出発。午後2時10分に離陸し、広島空港には午後3時25分に到着した。乗客数は167名(うち幼児2名)で、搭乗者の中にはディズニーキャラクターに扮した子どもや、ぬいぐるみを持って記念撮影を行うファンの姿も見られた。

12月28日にかけての一部便の運航スケジュールは公開されているほか、公式サイト「JAL DREAM EXPRESS Disney100」や運航情報でも案内している。

■ダイヤ
JL317 東京/羽田(12:00)〜福岡(14:00)/12月9日
JL577 東京/羽田(13:15)〜帯広(14:50)/12月10日
JL115 東京/羽田(11:30)〜大阪/伊丹(12:40)/12月16日
JL553 東京/羽田(10:45)〜旭川(12:30)/12月18日
JL117 東京/羽田(12:30)〜大阪/伊丹(13:40)/12月23日
JL587 東京/羽田(12:45)〜函館(14:10)/12月24日
JL974 石垣(19:25)〜東京/羽田(22:00)/12月25日
JL651 東京/羽田(16:00)〜鹿児島(18:00)/12月28日

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