東京メトロ、丸ノ内線の一部区間で無線式列車制御システムの走行試験

東京メトロは、丸ノ内線の一部区間で無線式列車制御システム(CBTCシステム)の走行試験を開始した。

11月から四ツ谷~荻窪駅間で、営業運転終了後に走行試験を開始した。2023年6月には乗務員の操作訓練、同9月には全区間に拡大する。

2024年度に、日本の地下鉄では初めてとなる無線式列車制御システム(CBTCシステム)の導入を予定している。CBTCシステムでは、無線通信を使用することで、列車の間隔をさらに短くすることができるようになり、高い遅延回復効果が得られるなど、運行の安定性が向上するとしている。2026年には日比谷線への拡大も目指している。