JR東日本、東京ステーションホテルで日本ワインを貯蔵できる事業開始

JR東日本は、日本ワインを貯蔵できるアニバーサリーワイン事業を開始する。

国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中にある、東京ステーションホテル内の専用セラー「THE CELLAR」でワインを保管することができる。内装には東京駅高架橋で使用していたレンガを再利用したアートワークを採用しており、セラー内は温度・湿度を徹底的に管理し、ワインの熟成に最適な環境とともにセキュリティーも強化した。現時点では販売するワインのみを保管できる。

日本国内で栽培されたぶどうを100%使用し、日本国内で醸造されたワインである日本ワインの生産量は、山梨県や長野県が上位で、東日本に多くのぶどう生産者やワイナリーが存在していることから、事業を開始する。

第1弾は「熟成」に着目し、マンズワインと共同で独自のブレンド比率を検討した限定商品「Souvenir」を販売する。価格は22,000円(税込)で、1年目の保管料を含んでいる。2年目以降は年間2,000円(同)の保管料がかかる。

今後も東日本エリアや全国各地のワイナリーと連携を目指すとしている。