ユナイテッド航空、上級会員資格獲得の要件変更 特典払戻時の手数料撤廃

ユナイテッド航空(ボーイング787-9型機)

ユナイテッド航空は、「マイレージプラス」のプレミアプログラムの資格要件を変更する。

新型コロナウイルスの影響で、2年間に渡って資格要件を調整してきたものの、需要が戻ってきたことから、要件を通常通りとしてきた。一方で、2023年には要件を調整し、ステータスをより早く獲得できるようにする。

ユナイテッド航空かユナイテッド・エクスプレスでの最低4区間の搭乗と、プレミア資格対象フライト(PQF)+プレミア資格対象ポイント(PQP)の組み合わせ、もしくはPQPのみで資格を達成できるようにする。

必要な要件は、プレミアシルバーは12PQF+4,000PQPもしくは5,000PQP、プレミアゴールドは24PQF+8,000PQPもしくは10,000PQP、プレミアプラチナは36PQF+12,000PQPもしくは15,000PQP、プレミア1Kは54PQF+18,000PQPもしくは24,000PQPとなる。

さらに、2023年の資格に基づき、プレミアシルバー会員には500PQP、プレミアゴールド会員には1,000PQP、プレミアプラチナ会員には1,500PQP、プレミア1K会員には2,500PQPを付与する。

また、マイレージプラスのマイルからの特典航空券への交換で、100マイルあたり1PQP、ユナイテッド航空かユナイテッド・エクスプレスの特典航空券では1フライトあたり1PQFを獲得できる。

アメリカで提供しているクレジットカードの利用額に応じたPQPの上限も引き上げるほか、特典航空券の払い戻しに伴う再加算手数料も撤廃する。アップグレードに利用できるプラスポイントの獲得上限も撤廃する。

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