バティック・エア、日本路線3路線開設へ 成田と関空乗り入れ

マレーシア航空委員会(Malaysian Aviation Commission/MAVCOM)は、バティック・エアの日本3路線の運航申請に対し、航空交通権を与える決定を行ったと発表した。

発表内容によれば、東京/成田〜クアラルンプール線を10月から週7便、大阪/関西〜台北/桃園〜クアラルンプール線を11月から週7便、東京/成田〜コタキナバル〜クアラルンプール線を12月から週3便運航するとしている。

マレーシア航空委員会では、需要と利用者の利益、サービスの質、マレーシアの空港や航空業界などへの影響を考慮して、航空交通権の割当を決定する。航空交通権を与えたれた航空会社が条件を遵守しなかった場合、決定を一時的に停止または取り消す権限も保有している。割り当てられた航空会社は、有効期間開始日から6ヶ月以内に与えられた運航便数全ての運航を開始する必要があり、未使用の権利は取り消される。

日本の国土交通省は、2019年2月にバティック・エアへの外国人国際航空運送事業の経営許可を行っている。

バティック・エアは、マレーシアのフルサービス航空会社。かつてはマリンド・エアとして運航していたものの、今年4月にリブランドしている。2019年3月に、札幌/千歳〜台北/桃園〜クアラルンプール線を開設していたものの、運休している。