ピーチ、バニラエア塗装機の運航終了 最終日には奄美にも飛来

ピーチ・アビエーションは、バニラエア塗装の特別塗装機(エアバスA320型機、機体記号:JA08VA)の運航を、10月6日をもって終了した。

2019年にピーチと統合したバニラエアの黄色いデザインを施した機体で、バニラエアとして運航を終了した後、海外での改修を経て、2020年12月に塗装変更のために関西国際空港に飛来。「バニラエアの黄色いデザインのまま運航して欲しい」というSNS上での反響があったことから、黄色の塗装のまま運航していた。

バニラエアがマーケットを開拓した奄美への想いを込め、「Fly Peach to AMAMI」と書かれたデカールを貼付しており、デカールの文字にはアマミノクロウサギや大島紬の柄など奄美群島を象徴する隠れデザインを施していた。

最終日には、大阪/関西〜石垣線のMM231/232便、大阪/関西〜奄美線のMM205/206便、大阪/関西〜宮崎線のMM189/190便の6便に投入した。最終便となる宮崎発大阪/関西行きのMM190便は、定刻より55分遅れの午後10時10分に、関西国際空港に到着した。

運航終了を記念したグッズ「Peach オリジナルフライトタグ Farewell JA08VA」は、機内限定で販売している。国際線では900円(税込)、国際線では800円。オンライン販売分は完売した。

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