JR東日本、「駅のスタンプ」をデジタル化 実証実験実施

JR東日本は、NFCタグを活用し、山手線30駅を中心とした78駅に設置している「駅のスタンプ」をデジタル化する実証実験を実施する。

各駅に設置されたスタンプ台のNFCタグに、スマートフォンでタッチすると、デジタル版の「駅のスタンプ」を取得できる。取得したスタンプを写真と重ねたり、SNSでのシェアもできるようにする。対応端末はAndroid、iOS14以上かつiPhone7以降のiPhone。

実証実験では、NFCタグによるスタンプ取得履歴と実証実験用アプリ「NFC Farms」に登録したSuicaの利用履歴から、参加型イベントと鉄道利用の関連性を数値化し、今後の参加型イベントの魅力向上や地域の沿線施設と連携した新しいビジネスに活用する。スタンプを10個、40個、78個集めるごとに、限定のシークレットスタンプを獲得できる。期間は9月15日午前10時から2023年1月5日まで。