さくら観光バス、乗客置き去りを謝罪 空調設備不具合で

さくら観光バス

さくら観光バスは、9月4日の大阪難波発東京行きの高速バス「ミルキーウェイエクスプレス」で、空調設備の不具合により運行を中止したとして、謝罪した。

始発の大阪シティエアターミナル(OCAT)を出発後、走行中に車内の温度が上昇したため、京田辺パーキングエリア(PA)で一時停車して状況を確認し、応急措置の後に出発したものの不具合は解消せず、京都駅到着時に車内温度が33~34度前後より下がらない状態となったため、運行を中止したという。乗客には移動費用相当を送金したとしている。

9月3日に行った空調メンテナンスで異常は認められておらず、9月5日に営業所に戻り、ディーラーやメンテナンス業者と原因を調査している。

同便は、始発のOCATを午後10時10分、経由地の京都駅八条口を午後11時15分に出発し、バスタ新宿、池袋サンシャインバスターミナル、久喜駅西口を経由の後、久喜市菖蒲バスターミナルに向かう予定だった。

Twitterには、京都駅に乗客を置き去りにして走り去るバスの写真や経緯が投稿され、物議を醸していた。