香港のピークトラム、アップグレードして運行再開 車両・ターミナル駅のデザイン変更など

香港 ピーク・トラム

香港政府観光局は、山頂纜車が運行するピークトラムをアップグレードし、8月27日から運行再開したと発表した。

定員を75%増やし、210名とした新車両を導入したほか、ターミナル駅待機エリアのキャパシティを増加させ、輸送力向上を図る。また、車両やターミナル駅のデザイン変更、施設のアップグレードなどを行った。総工事費は総額7億9,900万香港ドル。

新しいピークトラムのカラーには、20世紀初頭に使用されていたピークトラムの伝統を受け継ぐクラシックな「ピークトラム・グリーン」を採用した。ターミナル駅では5つのゾーンで、待ち時間が楽しくなるような彫刻などの展示を行う。