パレットタウンの大観覧車、きょう営業終了 お台場のシンボル姿消す

東京・青海の複合型施設「パレットタウン」が、きょう8月31日をもって営業を終える。営業終了後の施設は再開発計画のため解体されることが決まっており、お台場エリアのランドマークとして親しまれてきた大観覧車も姿を消すことになる。

パレットタウンは1999年3月に開業。約73,000平米の広大な敷地に、中世ヨーロッパの雰囲気を再現した商業施設の「ヴィーナスフォート」をはじめ、ライブハウス「Zepp Tokyo」や体験型テーマパーク「メガウェブ」など、多様な施設が集結していた。

その後、同施設が位置する青海地区の再開発計画が立ち上がり、2021年末から2022年始にかけてメガウェブとZepp Tokyoが、3月27日にヴィーナスフォートが営業を終了。残る大観覧車なども8月末での営業終了が決まっていた。最終日のきょう31日は午後7時が最終受付となり、大観覧車を運営するサノヤス・ライドサービスは「夕方以降かなりの混雑が予想されます」としている。

解体後の跡地には、トヨタグループが2025年秋にもスポーツアリーナ「TOKYO A-ARENA」を開業させる計画。