アスコット、オークウッド・ワールドワイドを買収

オークウッド

アスコットは、オークウッド・ワールドワイドを買収すると発表した。第3四半期にも取引を完了する。

これにより、アスコットは39か国200都市以上で、約900施設、150,000室以上を運営することになる。韓国の清州、中国の張家口・青島、バングラデシュのダッカなどでもサービスを展開することになる。

アスコットは、シンガポールに本社を置く不動産投資運用会社、キャピタランド・インベストメント傘下のサービスアパートメント、ホテル運営会社。「アスコット」や「シタディーン」、「ライフ」などのブランドを展開している。

キャピタランド・インベストメントのケビン・ゴー宿泊部門最高経営責任者は、「このオークウッドの買収は、宿泊市場でより大きな役割を果たすというアスコットのロードマップの一部です。アスコットとオークウッドの間には、両社の拠点と提供する商品を補完する大きな相乗効果があります。私たちは、特に東南アジア、北アジア、北米の市場で、オークウッドブランドの高い評価と伝統を基盤としていくつもりです。オークウッドは、アスコットの現在のグローバルブランドのポートフォリオとともに成長を続け、当社の宿泊事業の成長の勢いを加速させていくことでしょう。グローバルな宿泊施設プレーヤーとしてのアスコットの幅広い専門知識を活用し、拡大したロイヤルカスタマーと不動産オーナーのネットワークにさらなる価値を提供できるできるようになるでしょう」とコメントした。

2017年には、オーストラリアのサービスアパートメント運営会社クエスト・アパートメント・ホテル、2018年にはンドネシアのホテルオペレーターであるタウジア・ホテル・マネージメントを買収している。