案内AI「さくらさん」、山手線の駅に導入拡大 運賃精算の遠隔対応も

JR東日本は、AIによる駅情報の案内システム「AIさくらさん」を渋谷駅など山手線4駅に試行導入する。改札での精算業務の遠隔対応実用化に向けた検証を進める。

渋谷・品川・秋葉原・池袋の4駅の改札窓口に案内システムを設置し、利用者の質問にAIで対応する。AIが答えられない内容は、駅社員が事務室から遠隔で対応する。ICカードなどの精算業務も将来的に遠隔で対応できるよう、検証を行うという。

導入期間は7月1日から2023年12月31日まで。遠隔での精算業務の検証は2023年1月31日まで。AIによる案内システムはすでに高輪ゲートウェイ・海浜幕張の2駅に導入されている。