チャンギ国際空港、ターミナル4とターミナル2出発ホール南側の運用再開

シンガポール、チャンギ国際空港第4ターミナル

チャンギ・エアポート・グループは、シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル4とターミナル2の出発ホール南側の運用を再開する。

ターミナル4は9月から、ターミナル2の出発ホール南側は10月から運用を再開する。10月30日から始まる冬スケジュールで、新型コロナウイルス以前の旅客数に回復することを見越したもので、運用能力を増強する。

ターミナル4は出発、到着いずれも運用する方針で、航空会社やパートナー、テナント候補との交渉を開始している。これまでターミナル4で運用していた航空会社の復帰が見込まれるものの、現状は未決定。再開時には少数の小売店や飲食店の営業が見込まれる。

ターミナル2は5月29日から到着便の運用を再開していた。北側の拡張とアップグレードは引き続き行われる。8月には美容製品を扱う新羅免税店、9月にはワインやスピリッツを扱うロッテ免税店、10月には4つのコンセプトの複数の飲食店の営業が始まる。

4月に渡航要件が緩和されたことで、空港利用者数は着実に回復しており、6月1週目の利用者数は新型コロナウイルス感染拡大以前の48%にまで回復した。