時速500キロの世界を体験 リニアL0系改良型の試乗会、7・8月に1,000名募集

改良型L0系

JR東海は、山梨リニア実験線で走行試験を行っている「L0系改良型試験車」の体験乗車を7月と8月に開催する。初回の5月に続く2回目。

営業運転で予定している時速約500キロでの高速走行を、全長約40キロの実験線で体験できる。体験時間は約30分。

7月26・27・28・29日、8月2日の計5日間、各日5回設定する。募集定員は各回20組40名。1回の応募につき最大2組、日時は第3希望まで申し込める。料金は1組2名で4,400円。1名でも応募できるが、12歳未満は同行者が必要。申込みは5月30日午前10時から6月19日まで特設サイトで受け付ける。申し込み多数の場合は抽選。JR東海によると、昼前後の回に申し込みが集中する傾向があるため、「それらを避けてお申し込みいただくことをお勧め」しているという。

試験車は7両編成のうち1〜5号車は従来型L0系、6・7号車は改良型L0系という編成を組んでいる。改良型L0系は2020年8月17日から走行試験を開始した。同月には実験線の設計最高速度となる時速550キロでの走行試験を実施している。