無人駅での車いすの列車乗降、運転士が補助 JR東海が試行

JR東海は、車いす利用者の列車乗降を運転士や車掌が補助する取り組みを、飯田線で6月1日から試行する。

車いす利用者が列車を利用する際、運転士や車掌が駅に設置された携帯スロープを使って乗降を補助する。現在、車いす利用車が駅員不在の駅で乗降する場合、最寄りの駅員配置駅からスタッフを手配しているが、スタッフの到着まで時間がかかる場合があるという。今般の試行では、補助に要する時間や手順の改善点などを確認する。

対象は飯田線の山吹・下平・桜町・鼎・下山村・駄科・川路の7駅。6月1日から当面の間実施する。なお、利用にはJR東海テレフォンセンターへの事前連絡が必要。