ユナイテッド航空、海外でSAF購入契約 米航空会社で初

ユナイテッド航空は、アメリカの航空会社として初めて、海外で持続可能な航空燃料(SAF)の購入契約を締結した。

主にアムステルダムのスキポール空港発便に使用する燃料として、ネステと今後3年間で最大5,250万ガロンのSAFを購入する。ネステが旅客航空会社と締結したSAFの契約では最大規模となる。1年目には250万ガロン、2年目には最大2,000万ガロン、3年目には最大3,000万ガロンの供給を受ける。

ネステは、2011年からSAFを生産、供給しており、2023年末までに年間5億1,500万ガロンのSAFを製造することを計画している。使用済み食用油や動物性脂肪廃棄物など、再生可能な廃棄物や残留物を原料としており、従来のジェット燃料と比較して、ライフサイクルでの温室効果ガスを最大80%削減できる。

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