JALグループのホノルル線、GWには約5,000名が利用 28日には600名以上がハワイへ

最長10連休のゴールデンウィークを目前に控えた4月28日、日本航空(JAL)とグループのZIPAIR Tokyoのホノルル行き計3便を、乗客600名以上が利用した。

新型コロナウイルスの感染が確認されはじめた2020年3月の水準で、ゴールデンウィーク全体では約5,000名がグループのホノルル便を利用する見通し。ZIPAIRのホノルル線の乗客が1日200名を超えるのは、就航以来初めて。JALは、東京/羽田〜ホノルル線の一部をファーストクラスを設置したボーイング777-300ER型機に機材を大型化した。

同日午後9時半発のJL8782便には、214名が搭乗。乗客のほとんどが家族連れやカップル、夫婦などで、優先搭乗の対象者が目立った。

ハワイへの渡航と日本への帰国時には、自費による事前PCR検査が必要。加えて日本到着時にも検査が行われる。ワクチンを3回接種していれば帰国後の隔離はなく、公共交通機関も利用できる。4月1日には感染症危険情報レベルも引き下げられ、旅行会社各社はゴールデンウィークに合わせてツアーの催行を再開し始めた。

JALでは、東京/成田〜ホノルル線を6月から、東京/羽田〜ホノルル線を7月からそれぞれ毎日運航に増便。ZIPAIRも7月15日までは週3便、7月16日からは毎日運航に切り替え、グループで1日3便体制とする。さらにJALは需要喚起策として、4月28日から9月30日まで、東京/羽田・東京/成田〜ホノルル線のエコノミークラスを往復55,000円から販売する。燃油サーチャージと諸税は別途必要。出発期間は7月1日から11月30日まで。

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