中央快速線のグリーン車導入、再度延期へ 半導体不足で車両製造に影響

JR東日本は4月27日、2023年度末を予定していた中央快速線へのグリーン車サービス導入について、計画が少なくとも1年程度遅れる見込みだと明らかにした。世界的な半導体不足でグリーン車両の新造計画に影響が出ているためで、新たな導入時期は未定としている。

同社は中央快速線用の2階建てグリーン車116両の新造を進めている。当初は2020年度から導入する計画だったものの、バリアフリー施策との工程調整などにより、2023年度末への延期を発表していた。導入延期は2度目となる。