三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」、4月16日から本格運行開始

三陸高速バス 運行開始

岩手県北自動車と宮城交通は、2021年10月から実証運行を継続してきた三陸高速バス「宮古・気仙沼・仙台線」を、4月16日から本格運行に移行した。

三陸沿岸道路の全線開通により、宮古駅・仙台駅間を乗り換えなしで移動できる高速バスとしての利便性や、既存公共交通利用と比較して経済性にも優れている路線としている。新型コロナウイルスの感染拡大で、利用者が減少しているものの、観光・生活交通として利用を伸ばしてきたことと、ニーズ調査などを踏まえ、今後の利用拡大が期待できると判断した。

4月16日からの本格運行では、実証運行期間の利用データやニーズ調査を踏まえ、仙台駅停留所変更や仙台駅前(宮交高速バスセンター)乗入れなどの利用環境改善や、新幹線との接続等を踏まえたダイヤの見直しなどを実施した。仙台駅~陸中山田駅前間、仙台駅~シートピアなあど・宮古駅前間で運賃を500円値上げする。