外務省、スリランカでの政府への抗議活動に注意喚起 スポット情報発出

外務省

外務省は4月5日、スリランカで経済状況の悪化に伴い、政府への抗議活動が高まっていることから、注意を促すスポット情報を発出した。

3月31日夜に大統領私邸で行われた抗議行動には、約1,500人が参加し、一部が暴徒化したことから、治安当局との間で衝突が発生し、数十名の負傷者が発生していた。4月1日に緊急事態宣言、翌2日には外出禁止令が発令されていた。3日深夜からは政府による通信サービス事業者へのSNSの一時停止要請がなされ、Facebook、Twitter、YouTube、Instagram、TikTok、WhatsAppなどのSNSの利用が停止されている。

外務省では、最新情報の入手に努め、外出禁止令が発令された場合には外出を控えるほか、抗議行動の場には近づかず、不特定多数が集まる場所では周囲の状況に注意を払うよう求めている。