東北新幹線、全線再開後も徐行運転 本数は8割〜9割に

東北新幹線

JR東日本は、4月14日に全線の運転を再開する東北新幹線の運転計画を発表した。

東北新幹線は、3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響で、現在も福島〜仙台駅間で運転を見合わせている。復旧作業と安全確保の見通しが立ったことから、4月14日から全区間で運転を再開する。

当面の間、郡山〜一ノ関駅間で徐行運転となることから、臨時ダイヤで運転する。このため、東京〜仙台駅間で約30分、東京〜盛岡駅間で約1時間、所要時間が長くなる。列車の本数は通常の8割から9割程度となり、最終列車の始発駅発車時刻が最大1時間程度早まる場合がある。

4月14日から5月10日までの運転分の列車の指定席券は、4月13日から販売を開始する。グランクラスは通常通り営業する。「新幹線オフィス車両」サービスは当面中止する。荷物輸送サービス「はこビュン」は荷主と調整の上、順次再開する。