JALグループ、国内線の一部運賃引き上げ クラスJとファーストクラスの当日アップグレード料金も値上げ、4月15日購入分から

JAL JA15XJ A350

日本航空(JAL)グループは、国内線の一部運賃を4月15日購入・搭乗分から変更する。

普通席の運賃は、大人普通運賃と往復割引、株主割引は8%、小児普通運賃とJALビジネスきっぷ、eビジネスでは3%引き上げる。一方で、介護帰省割引は5%引き下げる。

また、クラスJの当日アップグレード料金は全路線1,000円から路線ごとに1,000円、2,000円、3,000円の3段階に変更する。同様にファーストクラスも全路線8,000円から路線ごとに10,000円か12,000円の2段階に変更する。

路線別の当日アップグレード料金は、東京〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡線のクラスJは2,000円、ファーストクラスは10,000円となる。東京/羽田〜沖縄/那覇・石垣線のクラスJは3,000円、ファーストクラスは12,000円となる。クラスJの料金が据え置きになるのは、東京/羽田〜山形・小松線などの短距離路線にとどまる。

新型コロナウイルスの感染拡大や、燃油価格高騰の影響、機材更新など環境問題への投資を継続する中、コスト削減により自助努力を重ねてきたものの、影響が長期化していることから変更を決めた。

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