東北新幹線運転見合わせ、高速バスも増便や再開で対応

国土交通省・観光庁

国土交通省によると、東北新幹線の那須塩原〜盛岡駅間での運転見合わせに伴い、鉄道やバス、航空会社が代替輸送を実施している。

JR東日本は、特急「いなほ5・10号」を酒田〜秋田駅間で区間を延長して運転しているほか、特急「いなほ9号」は酒田駅で秋田駅行き普通列車へ乗り継ぎができるよう、時刻変更している。東北線の那須塩原〜仙台駅間と仙台〜盛岡駅間では臨時快速を19日〜21日まで運転する。

高速バスでも3月18日には、ジェイアールバス東北の仙台〜新宿間と福島・郡山〜新宿間、ジェイアールバス東北とジェイアールバス関東の仙台〜東京間、WILLER EXPRESSの仙台〜東京間、福島交通の福島・郡山〜新宿間、秋北バスの能代〜池袋間で台数を増強して運行する。オー・ティー・ビーの仙台・山形〜新宿間と仙台・山形〜東京間は運行を再開する。

また、岩手県北自動車は厨川駅・盛岡駅~東京間で系統を新設して19日から東北新幹線が復旧するまでの間、1往復を運行する。国際興業の盛岡〜東京間も18日に運行を再開し、状況に応じて19日以降も増便する。

航空会社は、全日本空輸(ANA)が東京/羽田〜仙台線、日本航空(JAL)が東京/羽田〜仙台・山形・秋田・花巻・三沢・青森線と大阪/伊丹〜仙台・花巻線、フジドリームエアラインズ(FDA)が名古屋/小牧〜青森・花巻線でそれぞれ臨時便の設定や、機材の大型化を実施している。