フィンエアー、ソウルと上海へ運航再開 関空線は4月末まで運休

フィンエアー(エアバスA350-900型機)

フィンエアーは、ソウル/仁川・上海/浦東〜ヘルシンキ線の運航を再開する。

ロシア領空の閉鎖に伴い、現在の北東アジア路線は東京/成田〜ヘルシンキ線のみとなっている。一方で、貨物の価格がさらに上昇していることから、飛行時間が長時間であっても、アジアへの旅客便を運航できるとしている。

上海/浦東〜ヘルシンキ線は3月10日から木曜の週1便、ソウル/仁川〜ヘルシンキ線は3月12日から水・土・日曜の週3便を運航する。両路線とも、ヘルシンキ発はロシアの南を通る「南回り」、アジア発はアラスカを通る「北回り」で運航する見通し。所要時間は12〜14時間となる。大阪/関西・香港〜ヘルシンキ線は4月末まで運休する。航路変更に伴う機材繰りやその他様々な付加要素を考慮し、運航路線の調整を行っているとしている。

永原範昭日本支社長は、「この厳しい状況下においても、日本とヨーロッパを結び可能な限りお客様にサービスを提供するよう努めていますが、今回のフライトキャンセルにより、ご利用のお客様にご不便とご迷惑をおかけすることを大変申し訳なく思っています」とコメントしている。

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