JR九州高速船「QUEEN BEETLE」、4月10日から博多〜門司港航路に就航 片道6,600円

JR九州高速船は、福岡〜釜山航路に就航予定だった高速船「QUEEN BEETLE」を日本船籍化し、4月10日から博多〜門司港航路を新設する。

6月までの運航日は、4月10日・24日・30日、5月8日・15日・29日、6月5日・12日・25日。往路は博多を午前9時に出発し、門司港には午前11時45分に到着。復路は午後4時に出発し、博多に午後6時45分に到着する。博多の乗船場所は博多港国際ターミナル、門司港は門司港レトロ観光物産館「港ハウス」(門司11号岸壁)となる。片道運賃は大人6,600円、小児3,300円。ビジネスクラスの追加料金は2,500円。博多発では乗船特典として、関門連絡船・巌流島連絡船の「トライアングル1日フリーパス」が付く。

「QUEEN BEETLE」は福岡〜釜山航路に導入する新型高速船として、2020年に造船会社から引き渡されたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際航路就航のめどが立たっていない。船舶法の規定により、外国船籍のままでは国内運航に制限があることから、船籍港を福岡市として日本船籍に変更する登記申請を2月25日に行っている。