EU、ロシア機の域内の飛行を禁止

欧州委員会(EC)のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ロシア籍の航空機の欧州連合(EU)域内の飛行を全面的に禁止すると発表した。

ロシアが所有もしくは登録、管理する機体が対象で、EU域内での離着陸や上空通過を認めない。

ヨーロッパ各国とロシア間での領空通過禁止による制裁や、安全上の理由による運航経路の変更や運休の発表が相次いでいる。エールフランス航空とフィンエアーは、日本を含む北東アジア路線の運休を決めた。スイス・インターナショナル・エアラインズなどの一部の航空会社は2月27日、ロシア領空を通過しない飛行経路で運航した。

現在もロシア領空を飛行しているのは、日本や韓国、中国、ベトナム、インド、アメリカの航空会社などの一部に限られている。(画像:ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長のTwitter(@vonderleyen)より引用)