2021年のパスポート発行数、前年比53.1%減の約63万冊

外務省

外務省は、2月20日の「旅券の日」に合わせて、2021年の旅券統計を発表した。

2021年の旅券(パスポート)の発行総数は約63万冊で、前年比53.1%減少した。このうち国内での発行数は約53万冊で、全体の約84%を占めている。新型コロナウイルスの影響で、2年連続で大きく減少した。

一般旅券の紛失や盗難件数は約0.6万件と、前年比49.4%減少した。このうち約8割が日本国内で発生していた。

1878年2月20日に「海外旅券規則」が制定され、法令上初めて「旅券」の用語が使用されたことを記念し、1998年に同日を「旅券の日」と定めた。