JAL、コロナ宿泊療養者に機内食風弁当第2弾 和食を1,500食提供

日本航空(JAL)は、東京都の新型コロナウイルスの宿泊施設療養者向けの機内食風弁当第2弾を公開した。

第2弾は和食で、第1弾の洋食と同様に、ティエフケー(TFK)の協力のもとで1,500食を用意した。東京都によると、現在宿泊療養中の人は約4,000人で、4割弱の人に届く計算になる。

黒豆がんもやたけのこなどの煮物、鯖塩焼きや鶏つくね、海老芝煮、薩摩芋甘露煮などの主菜のほか、あさりご飯といなり寿司、和菓子が色鮮かな弁当。あられミックス2袋と機内で提供しているコンソメスープ1杯分がつく。

東京都の小池百合子知事は1月14日の定例会見で、宿泊療養施設で出される食事について週に1回程度、駅弁など特色ある食事の提供を始めると発表。1月16日にはJR東日本が協力し、「牛肉どまん中」や「炭火焼牛たん弁当」、「深川めし」などの人気駅弁1,000食を提供した。JALは都の依頼を受けて、洋食弁当と和食弁当の各3種類を提案し、和洋各1種類が採用された。2月3日に提供した第1弾では、「元気になったらJALに乗ってまた機内食を食べたい」などの好意的な声が多く寄せられた。次回以降の提供は未定だという。