アラスカ航空、月49米ドルの航空券サブスクを開始 成長続くサブスクビジネス

アラスカ航空

アラスカ航空は、アメリカの航空会社として初めてとなるサブスクリプションサービス「フライトパス」を発表した。

カリフォルニア州内の空港間と、カリフォルニア州内の空港とリノ、フェニックス、ラスベガスを結ぶ路線を年間最大24往復利用できる。アラスカ航空は現在、カリフォルニア州の16空港に乗り入れ、1日100便程度を運航している。

プランは、出発14日前までに予約が必要な「フライトパス」と、出発2時間前まで予約が必要な「フライトパス・プロ」の2つで、年間6往復、12往復、24往復のいずれかから選択できる。ほとんどのフライトで片道運賃を0.01米ドルに設定する。税・空港使用料の14.6米ドルは別途必要となる。料金は月額49米ドルからで、利用クラスはエコノミークラス。マイルも獲得でき、追加料金でプレミアムクラスの利用もできる。予約変更に手数料は必要ない。

Zuoraによると、サブスクリプションビジネスの10年間の成長率は、S&P500の4.6倍に達するといい、2021年の成長率は、S&P500が12%だったのに対し、サブスクリプションビジネスが16.2%だった。解約率は減少し、新型コロナウイルスの感染拡大前より低調に推移しているという。

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