エアアジアX、貨物専用便を運航 「旅客収入は補助的なものに」

エアアジアXは、旅客機の貨物スペースを利用した貨物専用便を運航する。

エアバスA330-300型機を使用する。グループのロジスティクスベンチャーであるテレポートは、アジア太平洋地域内で輸送を展開する。当初1年間、ベリースペースの3分の1を利用する。テレポートは、ボーイング737-800型機の貨物専用機を運航しているものの、供給量を追加する。

エアアジアXではすでに、GEODISとの戦略的パートナーシップにより、アジア太平洋地域で週数便の貨物専用便を長期に渡って運航することを決めている。採算が取れる場合のみに運航し、低コストでの運航を可能とする。今後、毎月1機ずつ増便し、第3四半期末にはフル稼働させたい考え。

エアアジアXのベンジャミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、「私たちは、航空貨物を必要とする他のいくつかの大手グローバル企業とも、特に私たちが拠点と飛行権を確立している地域について、話し合いを行っています。再編成からわずか2か月で、当社の貨物事業の拡大に対する意欲は非常に高まっています。これは、当社の複合航空会社戦略の柱のひとつと密接に関係しています。当面の間、貨物収入は当社の路線戦略を支え、旅客収入は初めて補助的なものになります」と述べた。