ANAHD・片野坂社長、利用者や社員に謝意

ANAホールディングスの片野坂真哉社長は2月10日、東京都内で開いた社長交代記者会見で、利用者や株主、取引先、社員に謝意を述べた。

片野坂氏は、1979年に全日本空輸(ANA)に入社。人事部長などを経て、2015年4月にANAホールディングスの社長に就任。国際線を中心とした成長戦略や、バニラ・エアやピーチ・アビエーションといったLCC事業、大型フレイターによる貨物事業、旺盛な訪日需要獲得の取り込みを推進してきた。

4月1日付で社長に就任する芝田浩二氏に対しては、「コロナ危機を乗り切る経営戦略を担当しており、今後は社長としてリーダーシップを発揮して、世界のリーディングエアライングループを目指すという経営ビジョンを実現してくれるものと確信している」とエールを送った。

片野坂氏は、同日付けで代表取締役会長に就任する。