ANA、井上慎一専務が社長昇格 平子氏はANAHD副会長に

全日本空輸(ANA)は、井上慎一代表取締役専務が4月1日付で代表取締役社長に就任することを、2月10日開催の臨時取締役会で決定したと発表した。

平子裕志代表取締役社長は退任し、同日付でANAホールディングスの取締役副会長に就任する。

井上慎一氏は、1958年生まれの63歳。神奈川県出身。1982年3月に早稲田大学法学部を卒業、1990年9月にANAに入社。アジア戦略室室長やLCC共同事業準備室室長を経て、2011年5月からピーチ・アビエーションの代表取締役CEOを務めた。バニラ・エアとの統合を経て、2020年4月からANAの代表取締役専務を務めていた。