ANA、「鬼滅の刃じぇっと-壱-」が初飛行 羽田から成田へ

全日本空輸(ANA)は1月30日午前、特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと-壱-」を、羽田空港からチャーター便を運航する成田空港へ向けて空輸した。

「鬼滅の刃じぇっと-壱-」は、ボーイング767-300ER型機(機体記号:JA616A)の機体側面に、キャラクターの竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助を描いたデカール機で、片面あたりのデザイン部分のサイズは縦約3メートル、横32メートル。デカールは片面60枚ずつ、計120枚を貼り付けた。

RadarBoxによると、デカールの貼り付け作業前最後の飛行は、1月20日の札幌/千歳発東京/羽田行きのANA58便だった。作業は1月21日から28日まで8日間かけた。1月29日に羽田空港の格納庫で公開されており、空輸が初の飛行となった。

空輸便のANA9002便は、羽田空港の82番スポットを午前10時8分に出発。D滑走路を午前10時21分に離陸した。成田空港には午前10時37分に着陸した。

チャーター便は、成田空港を午後0時30分頃に出発し、約1時間30分の周遊フライトの後、午後2時30分頃に成田空港に戻る予定。機内では食事か軽食と、ドリンクサービスを提供する。

機体はチャーター便の運航後、きょう夕方にも羽田空港へ空輸する。定期便としての初便は、あす1月31日午前7時25分東京/羽田発福岡行きのANA241便となる。2月15日までは東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡線をそれぞれ1日1往復する固定スケジュールで運航する。