ナイジェリアでラッサ熱が流行 外務省がスポット情報

外務省

外務省は、ナイジェリアでラッサ熱が流行しているとして、注意喚起を促すスポット情報を発出した。

ナイジェリア疾病管理センターは、1月23日時点で確定例が115例、うち死亡例が26例となったことを明らかにしている。オンド・バウチ・エド・オヨ・エボニー・ベヌエ・カツィナ・カドゥナ・タラバの9州から報告されているものの、うち74%がエド・オンド・バウチ州の3州から報告されている。2020年は472例が報告され、うち死亡例は70例だった。

ラッサ熱は、ヤワゲネズミの排泄物から経口感染する。感染したヒトからヒトへの直接接触による感染もある。ワクチンはなく、食品の保管方法やゴミの廃棄場所に気をつけ、ネズミを家に寄せ付けないようにすることが重要だという。