東急、運賃を引き上げへ 改定率は12.9%

田園都市線 東急電鉄

東急は、鉄軌道旅客運賃の変更認可申請を行った。2023年3月の実施を目指す。

改定率は12.9%、増収率は11.7%となる。東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線・世田谷線で、普通運賃を初乗りを10円程度、その他の区間は改定率と同程度値上げする。通勤定期は改定率と同程度引き上げる。こどもの国線と通学定期は据え置く。

ホームドア・センサー付固定式ホーム柵、車内防犯カメラ、踏切障害物検知装置などの設備投資費用の増加や、新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワークなどの増加による利用者減少に伴うもの。改定は2005年以来、17年ぶりとなる。

また、利用者の負担増加に配慮し、子育て世代やシニア層に向けた施策などもあわせて検討していくとしている。