エアアジアグループ、約267億円を調達 新株予約権発行などで

エアアジア

エアアジアグループは、新株予約権の発行などにより、9億7,450万マレーシアリンギット(約267億円)を12月31日付けで調達すると発表した。

トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「商業航空史上、最も困難な2年間を経て、ついに終焉に手が届きました。私たちはパンデミックを乗り切り、再編成、再出発し、より早く回復するためのより強い立場にあります。この飛行休止期間を利用して、航空事業のあらゆる側面を見直し、コスト抑制と最適なネットワークや機材戦略の実施に厳しく取り組み、すべての主要市場でこれまで以上にスリムで力強い空の旅を再開するための強固な基盤を確立しました」とコメントした。

旅行やライフスタイルなど16種類のサービスを提供するスーパーアプリは、クレディ・スイスから10億マレーシアリンギット以上の評価を受けるなど、航空事業からの多角化を進めてきた。フィンテック企業のBigPayでは、低金利の金融サービスを提供するため、銀行貸付免許の取得に注力している。

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