片道2,022円で最大10フライト 100名限定のジェットスター福袋に早朝から列

ジェットスター・ジャパンは12月26日、1フライト2,022円で好きな行先を選べる「ジェットスター★リベンジトラベラーズ福袋」を東京・渋谷で発売した。先着100名の購入権を求め、早朝から多くの“旅行好き”が集まった。

「我慢ばかりだった20か月にリベンジをする、2022年の旅体験の新たなスタート」としてほしいと企画。福袋は6種類で、それぞれ3・4・5・6・8・10フライト(片道)がセットになっており、国内線全路線から好きな路線を選んで搭乗できる。

価格は1フライトあたり2,022円。3フライトセットが6,066円、4フライトセットが8,088円、5フライトセットが10,110円、6フライトセットが12,132円、8フライトセットが16,176円、10フライトセットが20,200円。5フライトセットと6フライトセットには1,000円、8フライトセットには2,000円、10フライトセットには3,000円相当のフライトバウチャーが付く。先着100名限定で、好きなセットを1つ選べる。

ジェットスターグループ日本・韓国地区マーケティング&PR本部の髙橋里予PR・コンテンツ部長は、「年末ということで、来年の旅の景気付けとしてイベント的におもしろい展開をしたかった」と通常のセールとの差別化の狙いがあると説明。「関東在住で20〜30代の若年層のお客様が多いので、そういった方々が来やすく、適した場所として渋谷を会場に選んだ」という。

会場の東京・渋谷のイベントスペース「n_space」には、午前11時の発売を前に早朝から購入希望者が訪れたため、整理券を配布。数時間で定員に達し、配布を終了した。始発電車で会場を訪れたという横浜市の男子学生は、午前6時に到着し無事に購入権を獲得。8フライトセットを購入した。年明けに1人で3日間かけて大分・札幌/千歳・関西・福岡・名古屋/中部・沖縄/那覇を巡るという。フルサービスキャリア(FSC)は何度も利用しているが、LCCを使うのは今回が初めてだといい、「空港使用料などを含めても安いと思う。FSCとの乗り比べや、機内有料サービスを体験するのも楽しみ」と喜んだ。

ジェットスター・ジャパンはこのほか、「リベンジバレンタイン!貸切チャーター便福袋」として、成田空港発着の遊覧フライトを100万円で貸し切る福袋も発売している。