年末年始のANA国内線予約、コロナ禍前の7割まで回復 ピークは12月29日と1月3日

全日本空輸(ANA)は12月24日、12月25日から2022年1月4日までの年末年始の予約状況を発表した。

国内線の予約数は、前年度比154.2%の113万7,633人。コロナ禍前の2019年度比でも71%まで回復している。提供座席数は前年度比6.8%減の167万6,919席で、予約率は同26.8ポイント増の67.8%となっている。

ANAによると、10月の緊急事態宣言解除以降、予約数は堅調に増加。予約のピークは12月29日と2022年1月3日だという。同社の小山田亜希子東京空港支店長は、「昨年の年末年始は感染者数の増加を受け、旅行や帰省を断念したお客様が多かったと思う。今年はワクチン接種を終え、PCR・抗原検査を受け、2年ぶりに家族とゆっくり正月を過ごしたいという声もいただいている」と話した。

なお、国際線は引き続き低調で、予約数は12月17日時点で2019年度比10%となっている。