フランス、イギリスとの往来厳格化 渡航中止を勧告

フランス・パリ・凱旋門

フランス政府は、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大が続く、イギリスとの往来措置を厳格化し、渡航中止勧告を発出した。

12月18日から、ワクチンを接種済みの人であっても、往来にあたって特別な理由を有することを義務化する。出発時に24時間以内の検査による陰性証明書が必要となるほか、イギリスからの全渡航者に対し、滞在先の住所の提出、到着後の自主隔離と48時間後の検査による陰性の証明を求める。

観光や職業上の理由による入国は認めないものの、フランス人とその配偶者や子供には適用されない。イギリスからフランス経由で第三国へ向かう場合、乗り継ぎエリアにとどまり、24時間未満の乗り継ぐ人は除外される。