アメリカン航空、来夏にドーハ就航 需要低迷で香港線は運休

アメリカン航空(ボーイング787-8型機)

アメリカン航空は、カタール航空との連携強化の一貫として、ニューヨーク/ジョンF・ケネディ〜ドーハ線を2022年6月7日に開設する。

共同運航(コードシェア)のネットワークを活用し、カタール航空でアフリカやインド洋諸国、東南アジア、南アジアの各都市へ乗り継ぎができる。

また、2022年夏スケジュールには、バルセロナやリスボン、ベネツィアへの季節定期便を運航する。アテネやローマへの季節定期便は、例年より早く運航を開始する。現在、カリブ海や中南米、メキシコなどへ運航している全てのワイドボティ機を、これらの大西洋横断路線へ投入する。

一方で、ボーイング787型機の納入遅延の影響を受け、エディンバラ、シャノンへの運航は行わない。また、アジアの需要低迷の影響を受け、香港線も運休する。既存のアジア、南米路線は減便する。

アメリカン航空のブライアン・ゾノティンス ネットワーク・プランニング担当副社長は、「お客様が旅をしたいと思ったときに、行きたい場所に行けるようなネットワークを構築する方法を、創造的に見つけ続けています。当社の広大なグローバルネットワークにドーハを加え、ヨーロッパ路線の大部分を再開することで、お客様が来年の休暇を計画する際に、より多くの選択肢を提供することができます」とコメントした。

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