avatarin、ドバイ万博日本館を遠隔体験できるツアー 海外に「newme」初設置

avatarinは、瞬間移動サービス「avatarin(アバターイン)」ベータ版をドバイ万博日本館に提供し、アバター「newme(ニューミー)」を12月9日から15日まで設置する。

日本からパソコンからアクセスし、ドバイ万博日本館のScene3に設置した「newme」を通じて、展示されているミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏の「現代日本のテクノロジー」をテーマとしたミニチュア作品をナビゲーターと話をしながら見学できる。

見学コースは、「宇宙エリアコース」と「都市エリアコース」の2つ。「宇宙エリアコース」では、トウモロコシをロケットに見立てた「トウモロコシ燃料ロケット」や、ロケットの資料の紙を噴煙に見立てた作品「成功は試行錯誤の積み重ね」、日本館PRアンバサダーの「機動戦士ガンダム」のミニチュア展示を見学できる。「都市エリアコース」では、リコーダーを宮殿に見立てた「この国の人は利口だー」や、調味料入れやスプーンをビル、街路樹に見立てた「ディッシュニーランド」、巻き寿司を列車に見立てた「SL(スシ・ロコモーティブ)」など、食べ物や生活に関わる展示を見学できる。

予約受付は、ANAマイレージクラブ会員は11月24日、それ以外は12月1日から受け付ける。体験時間は、開館前の日本時間午前11時から午後1時まで、開館中の同午後3時30分から8時まで。いずれも1回30分。開館前は、館内照明が常時点灯しており、作品を鑑賞するのに適している。開館中は、館内の演出に伴い照明の点灯と消灯が繰り返されることから、展示が見えない間はフリップなどでナビゲーターが説明する。体験料金は無料。

avatarinは、ANAホールディングスが出資する企業。「newme」を海外に設置し、「avatarin」ベータ版を提供するのは初の試みで、今後の海外展開につなげていきたいとしている。

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