Go To トラベル、JATAは早期再開を要望 年末年始の需要、12月初旬の閑散期に分散期待

日本旅行業協会(JATA)の志村格事務局長は、Go To トラベルキャンペーンの来年1月の再開との報道に対し、早期の再開を求めた。

「Go To トラベルキャンペーンの目的が消費拡大だけでなく、需要の平準化もある。年末年始は旅行需要が集中しており、それを分散させることもGo To キャンペーンの目的にかなう。12月初旬はとりわけ宿泊業、旅行業の需要が低調な時期。旅行業界としては早期に開始していただきたい」と期待感を示した。

平日は割引率を高めたり、平日を割引対象とするということも検討されているとの報道については、「日本の観光の問題はピーク時集中。ピーク時は値段も高いし混んでいるので、平準化については旅行業界にとっては賛成。平日の需要を喚起するようなことをやっていただきたい」と述べた。