沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ、10月末で閉館

沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハは、10月31日をもって閉館した。

泊ふ頭の複合施設「とまりん」がオープンした1995年に開業した。客室数は269室で、レストランや宴会場、会議室などを備えた大型ホテル。運営会社のかりゆしは、1962年に設立。沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパをなど、沖縄県内で複数のホテルを運営している。

「とまりん」は泊ふ頭再開発計画の一環として建設されたものの、第1期で開発が頓挫している。第1期の事業費は186億円で、そのうち約71億円が公費、残りは第三セクターによる負担で賄われた。

「とまりん」の運営会社、泊ふ頭開発は、後継となるホテル事業者の募集を開始している。入居開始は2022年2月1日以降で、月額賃料は約3,030万円。募集期間は11月30日まで。